たまりば

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Posted by たまりば運営事務局  at 

2011年11月29日

大阪市知事?・続

大阪府知事から大阪市長になった橋下徹氏の提唱する大阪都構想は、詳しいことは分かりませんが、東京のように、府が全体をすべて統括し、市は各区に解体して地域サービスに徹せよということかなという気がします。

ただ、市町村が地方自治の基礎であり、都道府県は、市町村のできない部分をカバーする補完的なものであると地方自治法は規定していますし、それが憲法も予定するところでしょう。東京都は戦時中に生まれた特殊な存在であり、近時は逆に、区長公選、事務の移譲等特殊性を緩める傾向にあります。それらを踏まえて、大阪都構想は、時間をかけて十分各方面で検討されなければなりません。

しかし、長年、府と市がいがみ合い、二重行政を行い、そのムダ・ムリ・ムチャが汚泥のように溜まった府と市の行政を一刀両断に切り開く改革が同氏に期待されます。

ところで、大阪のもう一つの大きな問題は、大阪人気質です。大阪人は、権威や権力に屈せず、自分の判断と価値観で行動するという気風が非常に強いのです。これは良いことなのですが、裏を返せば、社会・組織・地域等全体の利益よりも自分の利益中心、将来の利益よりも目先の利益中心で動くことになりがちだということです。これが産業の停滞、社会の退廃をもたらしていることは明らかです。

ということで、橋下氏の剛腕には、大阪府・市行政の改革の問題と、大阪人気質の悪い部分の一掃の二つを期待したいのです。大阪都構想そのものはどうでもよいことです。

「えらい難しいこと云うてすんまへんなぁ。そやかて弁護士さん相手や、難しゅうもなるわな。かつての横山ノック知事の時みたいにお笑いで済ますわけにはいかんがな。」



  


  • Posted by そやねん  at 11:01Comments(4)時事問題

    2011年11月28日

    大阪市知事?

    大阪府知事と大阪市長の同時選挙で、知事の橋下徹氏が大阪市長に、同氏の推す松井氏が知事に選出されました。

    テレビで知名度の高かった人ではあるが、弁護士で知事として過激な政策をとった人であるので、過去のお笑いタレントや作家の当選と違った様相が感じられます。一言でいえば大阪人の閉塞感打破の期待が込められているのかなということです。

    大阪は、繊維産業や中小企業が没落して以来、数十年、浮かび上がる希望が見えていません。失業者や生活保護者も激増しています。さらに、府と市のいさかいや施策の重複なども低迷に拍車をかけています。そこで、橋本氏のパワーで、この低迷とわだかまりを一気に切り開くことが多くの人に期待されているのだと思います。

    また、大都市圏における府県と政令市の権限争いや重複行政も今後の地方行政の大きな課題です。大阪府だけではなく、神奈川県、愛知県なども同じ問題を抱えています。大阪都構想にも大きな問題点があり、実現すれば良くなるというものではありません。

    しかし、これらの諸問題は、すべてまったくのこう着状態にあり、解決も容易でないので、剛腕による一刀両断的な解決が期待されているのだと言えるでしょう。

    「知事や市長だけやのうて、市民府民自体もしっかりせなどうにもならんでぇ。大阪全体が大阪湾に沈没やでぇ。」  


  • Posted by そやねん  at 17:33Comments(4)時事問題

    2011年11月23日

    高尾山にも秋が来た・続

    快晴に誘われ、久し振りに相模湖側から高尾山に登りました。

    JR相模湖駅から歩いてもよし、神奈川中央バスで千木良まで乗ってそこから登山道に入ってもよし、東海自然歩道の急坂を上って1時間強で小仏城山に着きます。その間、まったく人の姿がありませんでした。

    紅葉の季節になぜこんなに空いているのか、以前茶店の人に聞いたところによると、高尾山山系は京王電鉄のホームグランドで京王電車を利用しないコースはPRしない、JRからみれば、数百キロに上る東海自然歩道のうちのほんの2,3キロにすぎないので眼中にないとのこと、まあエアポケットです。しかしそのおかげで、静かな山道が楽しめます。(写真下:城山頂上で)

    小仏城山に着くと、周囲は一瞬に変わり、たくさんのハイカーがお弁当を食べていました。高尾山までの山道も、高尾山頂も大混雑、ついでにケーブルカーも超満員です。紅葉も終わりに近づいていました。(写真左:照り映える紅葉)

    例によって、有喜堂のお饅頭を買い、高尾駅前で蕎麦と地酒を摂って帰宅しました。(写真下:境内も混雑)

      


  • Posted by そやねん  at 09:10Comments(3)

    2011年11月19日

    京都の紅葉

    11月17日、日帰りで京都に行ったので、JR東海の「そうだ京都。行こう」のポスターになった毘沙門堂に寄ってきました。

    ところが写真のようにほとんど赤くなっていないのです。このブログの10月20日の記事に引用したポスターの写真と大違いです。観光HPでは、同所の紅葉の見ごろは11月中旬からとあります。今年は遅れているのでしょうか、それともハズレなのでしょうか。

    確かに暖かいことは暖かい11月ですよね。異常気象なのか、地球温暖化がどんどん進んでいるのか、毘沙門堂の楓は12月には真っ赤になるのか、それとも赤くならずに枯れていくのか・・。

    もう1か所寄ってみたかったのですが、元気がなくなってそのまま帰京しました。  


  • Posted by そやねん  at 09:47Comments(2)遊ぶ

    2011年11月13日

    高尾山まだ通行止あり

    天気が良いのでまた高尾山に行こうと高尾ビジターセンターのHPを調べました。ところがまだ、3号路と4号路が通行止めになっていました。土砂崩れのようですが、台風12号のため通行止めになってもう1月半になるのですから、早く復旧してほしいものです。東京都民の裏庭なのですから・・。

    私は、水行の行場の横の急坂を登り(1号路からも入れますが)、高尾山の中腹を巻いて最後は頂上に出る3号路が好きですね。とにかく1年中登山者が少なく静かなのです。ほとんど人と行き会わない日もあり、鳥の声がよく聞こえます。とっておきの私の「秘境」?です。

    ということで今日の高尾行きは、断念。

    陣馬山から縦走しても、相模湖や小仏峠から登っても、最後は1号路か6号路を下って、高尾山口に降りるのがわたしの癖です。そして、家へのお土産は、有喜堂のお漫頭か栗羊羹に決まっています。また、ころ合いが良ければ、高尾駅前のたべもの処「高尾」で地酒を一杯とそばをとります。京王電鉄の系列店で明るく、地酒が20種類近くも置いてあり、リーズナブルな値段でくつろげます。
      


  • Posted by そやねん  at 20:32Comments(4)遊ぶ

    2011年11月11日

    シルバー大学発表会

    公民館で行われたシルバー大学の「わがまちの良さを発見するコンクール」を傍聴してきました。

    ちなみにこの市でも満60歳以上の男女が応募し、毎週1日づつ半年間いろいろのことを学習し、また、交際を深められる催しで、毎回抽選で入学を決めるという人気ぶりだそうです。

    数人づつのグループに分かれ、テーマを決め、何回か歩き回り、施設を見学し、写真を撮り、みんなで討議して、まとめてみんなで発表するというチームワークで、発表も熱がこもって、しばしば時間をオーバーするという打ち込みぶりでした。

    どのチームの発表も内容を伴った充実したものでしたが、その中のひとつで、「有名な大木が保存樹木に指定されているが、周りは畑で将来住宅が建ってしまう恐れがある。市で周辺を買い取って大きな公園にすればよいと思う。」というくだりがありました。

    傍聴者にも感想を求められましたので、「公園にすることは大賛成、ただし、そのためには数億円の費用がかかる。市としてどの予算をけづって資金を捻出するか、または増税で生み出すか、それが問題ですね。」と言ったら、前半では拍手、後半ではシーンとしてしまいました。

    まちづくりについて、市民からいつも非常に良い意見が出されるのですが、財源をどうするのか、まったく考えていない人が多いのは残念ですね。  


  • Posted by そやねん  at 13:48Comments(2)まちづくり