市民オケを聴く

そやねん

2011年09月19日 15:25

市民文化会館へ市民オーケストラの演奏会を聴きに行きました。題目はベートーベンの6番、8番などです。

この市民文化会館は、大ホール、中ホール、小ホールなどの施設を備えていますが、20年近く前におよそ118億円をかけて建てられました。減価償却費、金利に運営経費を足し合わせると、市の財政負担は年間12億円程度となります。

年間の税金収入が300億円程度のまちにとって年12億円という出費は大きな存在です。年12億円もあれば、もっと教育、福祉や環境整備を充実できるのにという見方もあれば、この文化会館がまちの文化を支えているのだという見方もあります。数年前何人もの友人知人に聞いて回ったところでは、意見は半々に分かれました。今ならどうでしょう。

ここで市民としてよく考えなければならないことがあります。プロ演歌の興業からこどもバレーの発表会、新入社員の入社式まですべての入場者に税金から1回4600円(12億円÷年間入場者26万人)づつの補助をしていることになるということを「入場者」も「一般市民」もよく知り、納得しているかということです。


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