すき焼きは複雑な美味
前回、やきとり(塩焼き)はシンプルな美味と書きましたが、では複雑な美味とは何でしょうか。和食ならひらめの刺身か甘鯛のかぶら蒸しか、中華ならふかひれかエビチリか、フランス料理なら? どれもシンプルではありませんが、複雑なとまでは言えないようにも思います。
そこではたと思い当りました。単品の料理では難しいからこそ、何種類も組み合わせ、コース料理とすることによって複雑な美味を表現しようとしたのであろうと。
私は、複雑な美味として、すき焼きがいいですね。関東風と関西風の折衷型、わりしたを使わず、牛肉と野菜を一緒に煮込んで食べます、たまごをつけて。牛肉と数種類の野菜とたまごの味が混然として、複雑な美味!
「何云うてんねん、自分が好きなもん挙げてるだけやないかい。」と突っ込みが入りそうですので、今日はここまでです。なお、以上は「食べ手」の感想ですので(すき焼きだけは作れますが)、「作り手」の方、ご感想をお寄せください。
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