たまりば

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2011年10月03日

ふりかわり

へたなくせにまた囲碁の話。日経新聞随筆欄に囲碁棋士の小林千寿さんがプロ棋士になった高校生の頃、、各界のお偉い人に出稽古に行った話を書いていました。

確かに20歳になるならずで各界の有名人を弟子に持つというのは、囲碁将棋かせいぜいゴルフの世界ぐらいでしょう。ある方が、囲碁は楽しいだけでなくて、経営や講演のときにも役立つとおっしゃって、「様子を見る」という言葉を挙げられたそうです。

囲碁は将棋と同じく、古代の陸上戦をゲーム化したもののようですから、現代のいろんな戦いの場面にも相通じるものがあるのでしょう。最近は、囲碁ガールと称して女性の間でも囲碁が流行っているそうですが、楽しみだけでなく、世の中の見かたに役立つといわれているそうです。

私は、「ふりかわり」という戦術に感心します。囲碁では、碁盤の上のあちこちでいくつもの局地戦が繰り広げられるわけですが、ある局地戦を犠牲にする代わりに別のできればより大きな局地戦で勝利を収め、最終の勝利に結びつけようというものです。この様な戦術は、国同士、企業同士、人間同士の競争に役立つと思いますが、他のスポーツにはあるのでしょうか。



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    Posted by そやねん  at 12:16 │Comments(2)遊ぶ

    この記事へのコメント
    タイトルの「ふりかわり」。「なんだろう?」と思ったら囲碁用語なんですね。このお話で頭に浮かんだのは「ツール・ド・フランス」。主力選手とアシストする選手がチームにいて、チームワークで優勝を狙っていたかと思います(用事しながらTV録画を観る以上の知識はないので、違っていたら申し訳ございません)。
    「ある局地戦を犠牲に」と言っても「安全だー、安全だー」と危ないものおしつけて首都は「夜も照明三昧」というのは・・・こりゃ「ふりかわり」じゃありませんね。電気使用量に制限が出ても、最終的に少しでも安全な電力供給。これが「ふりかわり」?
    Posted by エルダベリイエルダベリイ at 2011年10月04日 13:11
    エルダベリィさん、いつもコメントありがとう、確かにおあげになった例はちょっと違うよう・・。ウーン、リアル社会での面白い例を思いついたらブログに仕立てますから、しばし、ご猶予を・・。
    Posted by そやねん at 2011年10月05日 10:30
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      コメント(2)